福祉や介護現場の人材不足改善のため、就職氷河期世代の離職者や非正規雇用の人を対象にした「介護職員初任者研修(就職氷河期世代)」の受講生を三重県社会福祉協議会が募集している。2回に分けて開かれ、第1回の締め切りは6月30日、第2回は9月29日、いずれも消印有効。受講無料だが、テキスト代5500円は自己負担。

 対象は県に住民登録をしている就職氷河期世代(37歳から52歳まで)で、研修修了後に介護現場で就職を希望する人。研修では県社協から送付されるテキストを各自で学習し、指定する期日までに課題を提出する。テキストでは、介護におけるコミュニケーションや老化・認知症・障害への理解など10科目を学ぶ。

 研修期間は、第1回が7月24日から12月22日、第2回が10月23日から来年3月22日まで。

 定員は各40人で、応募多数の場合は抽選。申し込みは、三重県福祉人材センターのホームページ(https://jinzai.miewel-1.com/)からダウンロードした専用用紙に必要事項を記入して「〒514‐8552 津市桜橋2丁目131 三重県福祉人材センター」宛てに郵送、または持参する。

 問い合わせは同センター(059・227・5160)まで。

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