【白のじゅうたんのように見頃を迎えているカモミール=伊賀市霧生、5月25日撮影】

 室生赤目青山国定公園内にある三重県伊賀市霧生のメナード青山リゾート(山元潤二統括支配人)のハーブガーデンでジャーマンカモミールの白い花が見頃を迎えている。

 同リゾートによると、ハーブガーデンは広さが約8万平方メートル。リンゴのような甘い香りが特徴のジャーマンカモミールは約1700平方メートルに約2万2000株が植えられ、満開の時期が6月上旬ごろの予定。その後はラベンダーのノウシやオカムラサキが7月上旬ごろまで楽しめるという。

 ハーブガーデンの営業時間は午前9時から午後5時(最終受け付け同4時)。入園料が税込みで大人1100円、小学生以下は無料。

地元児童の保護者に無料招待券

 同リゾートでは、新型コロナウイルス感染症の影響で自粛生活や行動制限を余儀なくされた地元小学生の保護者に、市教育委員会を通じてハーブガーデンに招待する無料入園券を配布した。有効期間は7月9日まで。

 無料入園券は児童1人に対し保護者(同伴者)2人まで無料になる。同リゾートは「コロナ禍の3年間、お子さんも保護者の皆さんも閉塞的な状況で困惑した時期を過ごされたと思う。自然の中で花やハーブの香りに触れ、気分転換やストレス軽減につなげてもらえたら」と話した。

 問い合わせは予約センター(0595・54・1326)へ。

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