【消防車の赤色灯(フォトAC)】

 4月中、三重県伊賀市では9件(建物4、その他5)、名張市では3件(建物1、その他2)の火災が発生した。火災によるけが人はいなかった。

 伊賀市のその他火災のうち4件は、休耕田の枯れ草焼却などに端を発するもので、湯舟、安場、玉瀧、柘植町で発生。それぞれ2500から3500平方メートルが燃えた。建物火災4件はいずれも工場敷地内で、ごみ焼却や集じん機のダクトなどが燃えた。

 名張市では20日に瀬古口の住宅密集地で、木造2階建ての母屋や離れなど計約300平方メートルが全焼する火災が発生。消防と警察で出火原因を調べている。その他火災2件は瀬古口と滝之原で、草の焼却の火が燃え広がったものだった。

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