【北川市長(左から2人目)から贈呈された感謝状を手にする的場会長(中央)ら=名張市役所で】

 三重県名張市の社会奉仕団体、名張ロータリークラブ(RC)は5月23日、青少年健全育成を目的に現金100万円を市に寄付した。市立中学校5校の物品購入のために活用される。

 同RCは1963年2月創立で、現在の会員数は39人。寄付金は、創立60周年記念事業として世界的なサックス奏者「ナベサダ」こと渡辺貞夫さん(90)を招いて3月に実施したチャリティーコンサートの収益金の一部を充てた。

 この日、市役所を訪れた的場敏訓会長が北川裕之市長に寄付金を手渡し、市は感謝状を贈呈した。的場会長は「渡辺さんのコンサートは、おかげさまで大盛況だった。次世代の方々が夢と希望、誇りを持って頂ける地域にしていくため、クラブとしても努力を続けたい」とあいさつ。北川市長は「しっかりと有効に活用させて頂きたい」と述べた。

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