春の全国交通安全運動期間中の5月15日、三重県名張市美旗中村の市立北中学校(山﨑博史校長・全校生徒300人)で「歩行者・自転車の交通安全教室」があった。同中では約半数の生徒が自転車で通学しているといい、生徒たちは自転車の正しい乗り方を中心に理解を深めた。
市生活安全推進協議会交通安全部会(杉中清哉代表)、名張地区交通安全協会(堀内節生会長)、名張署の3者が開催。全校生徒が体育館に集まり、交通課の署員の講話を聴いた。
講話では、自転車の安全利用五則や交差点の正しい通行方法の他、自転車のヘルメット着用が4月から努力義務となったことなどを解説。ヘルメットを着用することで事故の時の頭への衝撃を減らせることを説明し、「通学の時だけではなく、遊びに行くとき、高校生や社会人になってからも必ずかぶるようにしてください」と呼び掛けた。
講話後、生徒を代表して3年の畷由愛さんが「私たちは交通ルールを守り、自転車で走行する時は必ずヘルメットをかぶります」などの交通安全宣言と読み上げた他、啓発物品の贈呈式もあった。
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