【中部地区で活動する弦楽四重奏団「Quartet ACORDE」】

 創業55周年を迎える三重県伊賀市北山の別荘地「青山高原サニーヴィラ」の野外広場で5月4日午後1時から、野外ライブが開かれる。三重県を中心に地元で活躍する演奏家を招く恒例のライブで、今年で17回目。観覧無料。雨天の場合は翌5日に順延。

 出演は、4年前から中部地区で活動する弦楽四重奏団「Quartet ACORDE(カルテット アコルデ)」で、長谷川雪乃さん、船越さくらさん(バイオリン)、加瀬眞望子さん(ビオラ)、小林玉実さん(チェロ)の4人編成。いずれも音楽大を卒業した同年代の演奏家仲間で、長谷川さんと加瀬さんは中部フィルハーモニー交響楽団の団員、船越さんと小林さんはフリーとしても活躍している。

 演目は、ビバルディ作曲の「四季」より「春」第1楽章、スメタナ作曲の弦楽四重奏曲第1番ホ短調「我が生涯より」の他、ミュージカル「キャッツ」よりメモリーや葉加瀬太郎作曲の「情熱大陸」などで、時間は約1時間。各楽器を紹介するコーナーもある。

 船越さんは「私たちは室内演奏が基本なので、屋外ライブはとても珍しく楽しみ。爽やかな若葉の季節に弦楽器ならではのハーモニー、響きを楽しんで」と話している。

 ライブ情報は、運営会社「エス・ヴィ・エー」のウェブサイト(https://www.s-v-a.co.jp/event/event.html)でも紹介している。

 問い合わせは同社(0595・52・0475)まで。

2023年4月22日付842号11面から

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