三重県伊賀市蓮池の造形染色作家、三代沢信寿さんが総合プロデュースを務める美術展「光のART展Ⅸ 光と影―SHADOW―」(伊賀市文化都市協会主催)が4月29日から5月7日まで、同市上野丸之内の史跡旧崇広堂で開かれる。
「伊賀にガラス文化を根付かせよう」と毎回違うコンセプトで取り組んできた同展。今年も富山市にある市立教育機関「富山ガラス造形研究所」を卒業したばかりの若手6人を含む、ガラス、染織、木工、絵画など国内外の30人を超える作家が参加、多彩な作品を展示する。
また、初日には「アートを体験」として2つの催しがある。午前9時から正午、午後2時から同7時の2回、先着順の体験会「宮古島の苧麻文化を探るーはた織ワークショップ」(10分から30分程度・100円)。午後5時からアイルランドの映像(自然風景)に合わせ、キーボードとサックスが即興演奏する「オープニングセレモニーライブパフォーマンス」(定員30人予約制・無料)がある。更に初の試みとしてオリジナルバッグなどの作品販売コーナーも設置する。
三代沢さんは「プロとしての第一歩がここであった人がまた戻って出展してくれるなど、輪が広がって来た。連休に親子3世代で楽しんでもらえたら」と来場を呼び掛けている。
時間は午前9時から午後8時30分まで。入館料は大人300円、小中高校生100円で、午後4時30分以降は無料。
ライブの申し込みや問い合わせは同協会(0595・22・0511)まで。
2023年4月22日付842号6面から
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