4人それぞれの個性を見に来て―。趣味で絵画を楽しむ三重県名張市のグループ「四季彩」が、4月29日から5月7日まで初の作品展を開く。月に1回集まっては絵画談議に花を咲かせる4人が、水彩、パステル、油絵の持ち味を生かした作品を披露する。
同じ水彩画教室の仲間として15年来交流があった緑が丘の稲森三明さん(80)、つつじが丘の岩本敏生さん(78)を中心に、水彩やパステルなどさまざまな技法で描く板野和郎さん(72)、油絵を中心に描いてきたすずらん台の重田喜美子さん(75)が加わった。4人とも60歳ごろから絵を描き始め、画材や技法などの情報を共有し合い、展覧会に出掛けるなどしている。
今回の会場は、同市百合が丘西5のサービス付き高齢者向け住宅「百合ヒルズ」1階はなの里ホール。岩本さんが勤務している同施設を運営する社会福祉法人「こもはら福祉会」の協力を得て、バックボードなどを準備し、風景や人物など1人4、5点を展示する予定だ。
4人は「気の合う絵の仲間で初めての作品展ができる。たくさんの方に足を運んで頂けたら」と話していた。
入場無料で、午前10時から午後4時まで入場可能。
問い合わせは岩本さん(0595・68・3626)まで。
2023年4月22日付842号4面から
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