【ポスターを手に来場を呼び掛ける川合さん(右端)ら=名張市で】

 ロシアによるウクライナ侵攻が続く中、三重県内在住のウクライナ出身者らを招いて交流の機会を設け、現地への支援に役立てようという催し「なばり9条の会2023ピース9フェスタ ウクライナから世界へ 愛と平和を」が、4月30日午後1時30分から同4時まで、名張市蔵持町里の市武道交流館いきいきで開かれる。参加費は1人700円。

 当日は、鈴鹿市や名古屋市に暮らすウクライナ出身者3人とその家族が来場予定。最初に現地の様子やそれぞれの思いを話し、その後に来場者との交流の時間を設ける。会場ではウクライナ出身者たちが手作りしたトートバッグやマグネットなどを販売し、収益をウクライナのボランティア団体へ送る。

 会場では、日本の民謡やフォークソングのステージ、オカリナ・ハーモニカの演奏、南京玉すだれの実演などもあり、イベントを盛り上げる。

 同会世話人代表の川合一葉さんは「ウクライナの人たちの力になれることで、自分たちも元気をもらえている。少しでも現地の人たちの助けになれば」と来場を呼び掛けている。

 問い合わせは川合さん(0595・66・1388)まで。

2023年4月22日付842号7面から

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