【真剣な表情で対戦する小学生ら=名張市夏見で】

 コンピューターゲームの対戦競技「eスポーツ」の小学生大会が4月22日、三重県名張市で開かれ、市内の小学生13人がパズルゲーム「ぷよぷよeスポーツ」のプレーを楽しみながら腕を競い合った。

 主催は、eスポーツの大会を毎月開催しているネクスト・ワン(同市夏見)eスポーツ事業部。これまでに小学生向けの体験会を2回開き、参加者が増えていく中で、初めて小学生大会を開催することになった。

 同日午後1時から市勤労者福祉会館(同市夏見)2階で開かれた大会で、出場者たちは家族やきょうだいが見守る中、最初に3、4人ずつのブロックで予選を行い、計8人が決勝に進んだ。相手の出方を見ながら次の手を考えたり、敗色濃厚な場面から逆転したりと、手に汗握る試合が繰り広げられていた。

 この日午前に行われた小学生向け体験会には22人が参加したといい、三重県eスポーツ連合の延谷卓哉さんは「全国大会出場やスキルアップを目指して本気で練習してくれる子たちを、ここ名張から発掘していきたい」と話し、「3か月後(7月)にも同様の大会を企画しているので、ぜひ参加を」と呼び掛けていた。

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