【協定書を手にする北川市長(左)と福嶋副理事=名張市役所で】

 三重県名張市は4月11日、大規模地震などの災害発生時、早期復旧に向けた支援協力を受けるための協定を名張環境事業協業組合と締結した。

 同組合は、市内の清掃事業者4社で構成。清掃用車両や管路調査用テレビカメラ車など、特殊車両計約20台を所有している。

 協定では、市施設や下水道施設に被害が発生した場合、応急復旧のために必要な点検や調査、修繕などの他、災害で生じた廃棄物の撤去や収集、運搬の業務で、同組合の特殊車両や人員の支援協力を受けることが盛り込まれている。

 北川裕之市長と協定書を交わした同組合の福嶋克己副理事は「災害は、いつ何時起こるか分からない。迅速に対応できるよう、体制を取っていきたい」と話した。

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