アーケードの解体が進む三重県名張市の「上本町サンロード商店街」で4月16日午前10時30分から午後4時まで、商店街の再出発イベント「Re:START!上本町」(同商店街振興組合主催)が開かれる。入場無料、少雨決行。
同商店街で生まれ育った米穀店主の富永憲秀さん(46)らが、アーケード撤去後も営業を続ける店を応援しようと企画した。開催日は解体作業が一段落する時期で、近くの宇流冨志禰神社では春祭りがある。
イベントでは、解体前にフリーランスの映像制作グループがアーケードで撮影し編集した記録動画の上映や3次元(3D)デジタルアーカイブのAR(拡張現実)体験、インスタグラムでハッシュタグ「#サンロードのアーケード無くなるってよ」を使って募集した写真コンテストの結果発表、地元小学生の調査学習の動画紹介がある。20ほどの物販や飲食ブース、キッチンカー、射的コーナーが並ぶ他、ポン菓子の無料配布(個数限定)も。
富永さんは「屋根が無くなり、商店街は明るいイメージに変わった。サンロードが生まれ変わるこの機会に、ぜひ訪れてほしい」と呼び掛けている。
当日は、名張小学校の校庭が駐車場として開放される。
問い合わせは富永さん(090・9170・5919)へ。
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