【7月から3公演演奏する大阪交響楽団(提供写真)】

クラシックのいろは2023

 「伊賀市発、地域のクラシック人口1%を目指そう」という伊賀市文化都市協会のプロジェクト「クラシックのいろは2023」のコンサートが市文化会館さまざまホール(三重県伊賀市西明寺)で開かれる。今回は初の試みとして全3公演、大阪交響楽団のオーケストラによる演奏で、指揮とナビゲーターは寺岡清高さんが務める。

 9年目となる本公演は、「19世紀ロマン派名曲集」と題し、7月17日、12月2日、2024年2月4日に開催される。

 初回は、ベルリオーズの「幻想交響曲」など、ダイナミックな演奏が楽しめる。2回目は、世界で活躍するバイオリニストの北川千紗さんを迎え、メンデルスゾーンなど計3曲のバイオリンコンチェルトを聴き比べる。最終回はピアニストのイリーナ・メジューエワさんがグリーグのピアノ協奏曲など北欧のプログラムを中心に披露する。いずれも午後3時開演。

 3公演を同じ指定席で鑑賞できるセット券の販売もあり、同協会の担当者は「開演前に寺岡さんによる分かりやすい曲の説明もあるので、気軽に聴きに来てもらえたら」と来場を呼び掛けている。

 チケットは4月8日午前9時から同会館で販売。指定席のセット券は7500円。自由席は1公演につき3000円、高校生以下800円、ペアチケット5000円。残席がある場合のみ同日午前11時から電話での予約が可能。

 問い合わせは同会館(0595・24・7015)まで。

2023年3月11日付839号11面から

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