【ポーズを決めるメンバーたち=名張市で】

 音楽に乗って自分を表現し、体を動かし楽しんで老化防止に努めようと、18年ほど前に発足した社交ダンスのサークル。三重県名張市内各地から70、80代の男女9人が週に1回集まり、音楽に合わせて心地良く社交ダンスを楽しんでいる。

 発足当初は講師を招いていたが、現在はベテラン会員が指導役を務めることも多く、タンゴやワルツ、ルンバ、ジルバなど、年齢や経験に合わせスローテンポのものを中心に練習している。まずラジオ体操やウォーキングで体をほぐしてから曲に合わせて踊り、合間の「コーヒータイム」には世間話に花が咲くそうだ。

 以前は市民センター祭りでも成果を発表していたが、現在は年1回開かれる、つつじが丘・春日丘地区の老人クラブ「福寿会」の芸能発表会(12月)で披露している。

 15年ほど前から参加している青木博美さん(89)は「体を動かす趣味を見つけようと思って始めた。姿勢が良くなり、健康維持にもつながる」と話す。会長の米田清司さん(86)は「年齢制限も無いので、ぜひ一緒に頑張りましょう」と呼び掛けていた。

 活動は毎週水曜の午前10時から正午までで、会場は、つつじが丘市民センター(同市つつじが丘北5)。月会費1000円で、福寿会の登録会費1200円(年額)が別途必要。年度途中からの参加も可能。

 問い合わせは大瀧さん(080・9488・0718)へ。

2023年3月25日付840号10面から

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