【「こくと」と正門さん夫妻】

 保護猫4匹と暮らす三重県伊賀市希望ヶ丘西の会社員、正門英晃さん、五月さん夫妻。まさに猫中心の生活だ。

保護猫4匹

 7年前、知り合いに頼まれて飼い始めたのが黒猫の「こくと」(7才・雄)。1年後、知り合いを介して生後1か月の3兄弟を紹介された。仲良くしていたので、「離すのも可哀想」と3匹同時に迎え、「ことら」(6才・雌)、「こはく」(6才・雌)、「こてつ」(6才・雄)と名付けた。

 こくとは人懐こく、怖がらない。他の猫にも“フレンドリー”だ。高所に登るのが得意で、引き戸、ドアノブ、引き出しなどどんな種類のものでも開けてしまう。なので、家の中は手作りの開閉防止グッズであふれている。また、高いところが好きなので、大きいキャットタワーも設置されている。

 ことら、こはく、こてつの3匹は皆“ビビリ”だそう。音に敏感で臆病なため、最初は五月さんも触らせてもらえなかった。今も触られるのは苦手だという。

 ただ猫同士はとても仲が良く、「わちゃわちゃ」と過ごし、にぎやかで楽しい毎日だという正門さん夫妻。「健康で長生きしてね」と目を細めた。

2023年3月11日付839号14、15面から

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