女子サッカー・なでしこリーグ1部の伊賀FCくノ一三重は、3月19日午後1時から本拠地の三重県伊賀市小田町、上野運動公園競技場で大和シルフィードと今季初戦を戦う。ホーム開幕戦を盛り上げようと、クラブが地元の伊賀・名張両市民を無料招待し、当日は会場周辺で多数店舗が参加するイベントもある。
昨季はリーグ終盤に首位を奪われ、連覇を逃し2位に終わった。今季メンバーは、新加入12人を含む計27人で、主将には昨季のリーグベストイレブンに選ばれたチーム3年目のDF秦美結選手(24)が就任し、目標のV奪還を目指す。
先月28日には地元市役所を表敬訪問し、北村隆二新監督(41)は「半数近くの選手が入れ替わったが、練習に対する取り組み方や雰囲気づくりは素晴らしく、着々と開幕に向け進んでいる。一緒に地域を盛り上げていけたら」と手応えを話した。
新主将の秦選手も「加入1年目は周りの人に引っ張ってもらい優勝できた。2年は詰めの甘さが出たシーズンだった。今年は優勝して市民の人たちと喜び合いたい」と抱負を話した。
招待チケットの事前申し込みはインターネット(https://www.e-tix.jp/igafc_hog/)で受け付けており、当日も会場で免許証など公的証明書を提示すれば無料観戦できる。
問い合わせは、くノ一事務局(0595・24・2564)へ。
2023年3月11日付839号5面から
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