日本郵政グループのゆうちょ銀行は、三重県の名張市役所1階キャッシュコーナーに設置していたATM(現金自動預払機)の営業を終了した。現在はシャッターが下ろされ、3月3日午後6時で営業を終えたことを知らせる案内が貼られている。
6日午後1時ごろに訪れた男性(77)は「ゆうちょさんは、地域密着だと思っていたので残念だ。他の銀行のATMも減っているので、ますます不便になる」、女性(73)は「去年はイオン名張店のATMもなくなった。ここは市役所に来たついでに使えて便利だったのに」と話した。
同行によると、キャッシュレス決済の浸透による利用環境の変化や利用状況を踏まえ、総合的に判断して決めた。同行は、周辺郵便局設置のATMの利用を呼び掛けている。
市契約管財室によると、昨年7月に同行からATM撤去の申し出があった。
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