【下見会に作品を持ち寄った会員ら=名張市上八町で】

 三重県の名張市美術作家協会(板野和郎会長)の春季展が、3月9日から12日まで同市元町のリバーナホール(イオン名張店3階)で開かれる。入場無料。

 普段は各自で制作に励む市内在住の60代から80代の男女12人が、春秋の展示前には下見会で互いに講評し合い、技術向上につなげている。

 今回は、大型の作品(50号以上)を1点ずつ、中小サイズを1、2点ずつ展示予定で、画材は油彩、水彩、アクリル、パステルなど。「公園でギターを弾く女(ひと)」と題した100号の油彩画を出展する佐藤好美さんは「モデルの女性を見た時の印象を生かして表現した」と話す。

 板野会長は「各自の得意な画法で描いた作品が並ぶので、たくさんの方にご覧頂けたら」と来場を呼び掛けた。

 時間は午前10時(初日は正午)から午後5時(最終日は同4時)まで。

 問い合わせは事務局の久保さん(0595・63・4510)まで。

2023年2月25日付838号6面から

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