【初めての合同練習で元気に合唱する子どもたち=伊賀市上野丸之内で】

 三重県名張市を拠点に活動する名張少年少女合唱団「にじいろ」が3月12日にある「名張市民センター祭り」の舞台発表会に出演する。同合唱団はこの日の舞台を「ワンステージをともに」と題し、団員と一緒に歌う小中高生を募集している。

 2016年に結成し、小学1年から3年までの「キッズ」、4年から中学3年までの「ジュニア」、更に中高校生を対象に20人でスタート。「にじいろ音楽会」などを開催し、練習の成果を発表してきたが、ここ2、3年はコロナ禍で発表する場が少なく、団員も半減している。

 今回は、伊賀市を拠点に活動する上野児童合唱団「山のこども」に呼び掛け、共演する。演奏曲は「ありがとうの花」「この星に生まれて」「ぞうれっしゃよはしれ」の3曲。2月初めにハイトピア伊賀(伊賀市上野丸之内)であった合同練習には2歳から中学生まで、両合唱団のOBも含め計12人が集まった。

 指導した「にじいろ」の田中明美さんは「子どもたちの『ステージで歌いたい』という熱いエネルギーが伝わってきた。本番では心から楽しんで、思い切り歌いませんか」と話す。「山の子ども」の指導者、重住亞也さんは「今回、出演のお誘いを頂いてうれしい。これを機に共演の場が増えれば」と話している。

 発表会はadsホール(同市松崎町)を会場に午後1時からで、両合唱団の出番は同2時過ぎになる見込み。本番に向けての練習日程は2月25日、3月4日が桔梗が丘西第2集会所(同桔梗が丘西2)、3月11日がハイトピア伊賀で。いずれも午後2時から。

 参加希望者は田中さん(090・2346・2019)まで。

 また、両合唱団ではメンバーを募集している。申し込み、問い合わせは、それぞれ田中さん、重住さん(0595・23・9233)まで。

2023年2月25日付838号13面から

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