【展示作品】

 三重県名張市桔梗が丘2番町の建築会社ライフアートが主催する「第35回新春毛筆書初めコンクール」の応募作品346点が、同社3階ホールで展示されている。2月26日まで。観覧自由。

 同社が創業した1988年以来、毎年公募しているもので、幼児、小学1年から中学3年、高校・一般の全11部門あり、うち幼児から中学3年までの応募作品311点の中から上位30人が「評議員特別賞」「社長賞」「前田文具賞」「特賞」などに入賞した。新型コロナウイルスの影響で、賞状やトロフィーを贈る表彰式は昨年に引き続き中止になった。

 普段は地域の行事などにも利用されているホールの壁一面に、「うさぎ」「向上」「来福」「運気上昇」など各部門の課題に沿った力作が並ぶ。コンクールが始まってから35年、3世代にわたって出品する家族もあるそうで、出品点数も前年の323点を上回った。

 同社の奥中健社長は「創業者が会社の名前を広く知ってほしいという願いから、青少年育成と社会貢献の思いを込めて始めた。今年も子どもたちが思いを込めて一生懸命に書いた作品ばかり。これからも続けていきたい」と話した。

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