【改修工事が進む名張市民テニスコート=同市夏見で】

 三重県名張市は2月7日、昨年11月に新たに募集した市民テニスコート(同市夏見)のネーミングライツパートナーが建設会社「東亜道路工業」(本社・東京都)に決まったと発表した。4月から5年間、「TOA(とうあ)テニスの杜(もり)」の愛称がつく。

 市議会教育民生委員会協議会で市教委が報告した。1社が応募し、市広告審査委員会の選考を経て、同市美旗中村に三重営業所を置く同社に決まった。契約金額は年間98万円。

 市民テニスコートは名張中央公園内にあり、敷地面積1万200平方メートル。最初のコートは1970年度に竣工した。

 市は、経年劣化で傷んでいたコート全9面を昨年9月から約1・1億円かけて砂入り人工芝コートに改修。全ての工事が完了するのは3月中旬の予定で、下旬にはネーミングライツパートナーとの契約調印式を行う予定だという。3月25日には、関係者によるテープカットや記念交流試合などが予定されている。

野球場はメイハンスタジアム継続

 同じく募集していた市民野球場(同市夏見)のネーミングライツパートナーは、警備や旅客事業などを展開する「メイハン」(本社・同市東田原)が5年間更新した。「メイハンスタジアム」の愛称を継続し、契約金額は年間72万円。

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