【紙粘土を使って創作したひな人形を紹介する水野さん=名張市桔梗が丘2番町で】

5日から 伊賀のギャラリーで展示

 紙粘土でひな人形を作り続けている三重県名張市桔梗が丘2番町の水野幸子さん(76)による3年ぶりの創作ひな人形展が、伊賀市上野東町のヴァインケラーハシモト2階「ギャラリーワインシュトウベ」で2月5日から12日まで開かれる。入場無料。

 紙粘土製のひな人形を友人宅で見たことをきっかけに作り始めた。少しずつオリジナルのものを作るようになり、30年ほど前から知人の誘いを受けてひな人形展を開催している。年1回の頻度ながら、少しずつなじみの来場者も増えてきたそうだ。

 紙粘土で形を作り、着物の柄や持たせる小道具を独自のアイデアでアレンジし、色付けしていく。背景のびょうぶや人形を置く台なども自作し、今年の干支の卯を題材に、しゃくの代わりにニンジンを持った人形や、タイを持った猫のひな人形などユニークなものもある。

 今回は、新型コロナの影響で開催できなかった昨年の分も含め80組ほどを展示予定。

 「久しぶりにお客さんに会えるのが楽しみ」と話す水野さんは「色合いや柄など、オリジナルの作品を見て楽しんで頂けたら」と語った。

 時間は午前10時から午後5時(最終日は同1時)まで。

 問い合わせ先は水野さん(0595・65・2367)へ。

2023年1月28日付836号2面から

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