光輝くガラス製の創作ひな人形を集めた「硝子雛展Ⅶ」が2月3から12日まで、三重県伊賀市上野忍町の武家屋敷「赤井家住宅」で開かれる。入場無料。
伊賀市文化都市協会の恒例企画。全国各地のアーティスト35人が吹きガラスなどさまざまな技法を駆使した「おひなさま」を和の空間で演出する。
出展者の一人、同市安場の小浜恵子さんは大阪から移住して15年。ガラスの粉を石膏などの鋳型に入れて電気炉で焼く「パール・ド・ヴェール」技法で創作活動を続け、「可愛らしい」「愛らしい」作品でファンを増やしている。毎年新しい作品にチャレンジしており、今回は定番のおひなさまの他に丸みあるフォルムが愛らしい童風の作品も展示するそうだ。
また、プレートの飾りひな、釣り飾りひなの他に17センチ四方の額仕立て作品も並ぶ予定。
小浜さんは「おひなさまを見て明るい気持ちになってもらえれば」と来場を呼び掛けている。
時間は午前10時から午後5時(最終日午後3時)まで。水曜休館。販売もあり、会期中はカフェも開催される。
問い合わせは同協会(0595・22・0511)まで。
2023年1月28日付836号3面から
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