【来場を呼び掛ける北見さん=名張市で】

 和の「能」と洋の「バレエ」がコラボレーションした「New Year Concert 2023〜新春に舞う 和と洋の世界〜」が1月21日午後3時から、三重県伊賀市西明寺の同市文化会館さまざまホールで開かれる。

 同市文化都市協会の主催。当日は寺岡清高さんの指揮で大阪交響楽団がワルツやポルカなどを演奏。ラべル作曲「ボレロ」に合わせ、能、バレエそれぞれの舞と「静」と「動」を表現するコラボを、津市在住の能楽師、長田郷さんと名張市内でバレエ教室を主宰する北見礼子さんが披露する。

 「スパニッシュ調の音楽の部分を残しつつ、情熱的な深みある表現を重視し、能の動きや流れに合った振りをこの日のために作った」と話す北見さんは「能とバレエとオーケストラというコラボ。納得の作品に仕上がった。多くの方に見て頂いて、新春のいいスタートを切ってもらえたら」と来場を呼び掛けている。

 チケットは一般3000円、高校生以下1500円。全席指定。同会館やあやま文化センタープレイガイド、ぶんとWEBチケットサービス(http://ticket.aserv.jp/bunto/)で販売している。

 問い合わせは同会館(0595・24・7015)まで。

2022年12月10日付833号2面から

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