特殊詐欺　電子マネー100万円分の被害　伊賀署

　三重県警伊賀署は1月12日、伊賀市内に住む60代男性が特殊詐欺で電子マネー約100万円分の被害にあったと発表した。

　同署によると、同月4日午後5時ごろから5日午前1時45分ごろまでの間、男性が自宅のパソコンでソフトウェアをダウンロードしようとしたところ、ウイルスに感染したという警告文が画面に表示され、記載の電話番号に連絡。対応した男から「ウイルス除去にはセキュリティソフトの購入が必要。（プリペイド式電子マネーの）グーグルプレイカードで払ってもらわなければならない」などといわれたという。

　男の指示通り、被害男性は伊賀市内のコンビニで数万円から20万円分のカードを複数回購入し、コード番号を伝えたため、利用権利をだまし取られた。同署が詐欺事件として捜査している。