伊賀市長のパワハラ疑い 申立人に2度目の証人尋問

2度目の証人尋問に出頭した申立人の職員と百条委の委員ら=伊賀市四十九町で

 三重県伊賀市の稲森稔尚市長(42)によるパワーハラスメント疑いに関する市議会調査特別委員会(百条委員会)は9月2日、申立人の男性職員に2度目の証人尋問を行った。先月25日にあった証人尋問では当事者2人の証言が食い違っており、職員は「どちらかが虚偽の発言をしていると思うので、告発してほしい」と委員に強く訴えた。

 申立書によると、稲森市長によるパワハラ疑いの発言は市が民間事業者と結んだ公共施設の売買契約を巡り、2024年12月26日に担当だった申立人の職員に契約を解除するよう指示した際にあったとされる。2度目の証人尋問では、職員が市長のパワハラ発言について「処遇のこと、異動のこと、異動希望のことは2回言われた。電話で2回、現場で1回」と証言した。職員は傍聴した証人尋問で市長が発言を否定するのを直接見ており、「非常に腹立たしく、許せない気持ちでいっぱい」と話した。

 先月20日にあった、申立人の上司だった職員の証人尋問では、市長が申立人の自席に近い窓口カウンターに来て、「なぜできないのか。じゃあ、異動届を出してください」などと発言したと証言している。百条委は9日に当時の上司に出頭を再度求め、証人尋問を実施する。

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