【夏見教室の5人】

 11月に愛知県で開かれた電子オルガンの東海地区大会「ヤマハエレクトーンフェスティバル2022」のアンサンブル演奏部門で、三重県名張市夏見のヤマハ音楽教室夏見教室(前田文具内)に所属する小学生グループ「USATORA quintetto」が特別賞を初受賞した。

 日頃の練習の成果を発表する場として、ヤマハミュージックジャパン(東京都)が毎年開催している大会で、全国の各教室から選抜グループが出場する。夏見教室からは、小学6年の髙田真鈴さん(11)、山田つかささん(12)、重村俐苑君(11)、吉田雄亮君(12)、岡本彩那さん(12)の5人が、18チームが出場する小学生高学年の部に挑んだ。

 5人とも3、4歳のころから教室でともに腕を磨いてきた実力者たち。演奏曲に選んだ「パーティー・アラウンド・ザ・クロック」(ビッグ・ホーンズ・ビー)は、曲のリズムが細かく「皆と合わせるのが難しい」そうで、月3回の普段のレッスンと並行し、追加の個人練習にも励んだ。

 グループを引っ張るリーダーの重村君は「出場は初めてなので、賞を取れると思わず驚いた。音を合わせるのは難しかったけど、大会では力を出せてよかった」と結果を喜んだ。

2022年12月24日付833号4面から

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