【手本を見ながら筆を進める子どもたち=伊賀市上野東町で】

 「学問の神」として知られる菅原道真公をまつる三重県伊賀市上野東町の上野天神宮(菅原神社)で1月2日、恒例の「神前書初め大会」が開かれ、小中学生ら約30人が新年への願いを込めて作品を書き上げた。

 同神社の氏子青年会「菅青会」の主催で、今年で44回目。参加者たちは「はる」「うめの花」「初雪の里」などと書かれた手本を見ながら筆を進めていた。家族と参加した同市立大山田小学校6年の古川佐奈さん(12)は「緊張したけどいい経験になった。今年は勉強を頑張りたい」と話した。

 書き上がった全作品は、1月8日から2月上旬まで境内に掲示される。

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