12月7日から11日に福井県で開かれた「第76回全日本体操団体選手権」に出場した「相好体操クラブ」(本部・四日市市)が6位に入賞した。21日には伊賀市服部町の伊賀教室の平野竣介選手(26)、安里圭亮選手(29)らが同市役所の岡本栄市長を訪問し、結果を報告した。
同大会にはジュニア選抜を含む全国から16チームが出場。団体は1チーム6人の中から3人が、跳馬や平行棒など6種目を演技して得点を競う。平野選手はあん馬、つり輪、鉄棒、ゆかの4種目に出場し、安里選手は補欠として選手をサポートした。同クラブの入賞は2013年(5位)以来9年ぶり。
この日、両選手とともに来庁した同クラブの山本将之社長(51)は「強豪の日本体育大を上回ったことがうれしい」と笑顔を見せ、平野選手は「ミスもなく安定した演技ができた」と喜んだ。
平野選手は9月に開かれた全日本シニア選手権でも結果を残し、来年4月の「全日本体操個人総合選手権」への出場が決まっている。6月の全日本種目別選手権の跳馬で初優勝を果たした安里選手は、「2連覇を目指したい」と来年の抱負を語った。
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