【名張市立病院=同市百合が丘西1】

 三重県の名張市立病院(百合が丘西1)は12月20日、14日から20日までに入院患者と職員計35人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。

 同病院事務局によると、感染が確認されたのは入院患者11人、職員24人で、職員には看護師や看護助手、事務員の他、複数の医師が含まれる。同日現在、全4病棟のうち感染者が確認された2病棟で入退院を制限しているが、他の病棟の入退院や外来、救急の受け入れは継続している。

 同病院では11月に入院患者と職員計約50人のクラスター(感染者集団)が発生。全4病棟で感染者が確認され、救急の受け入れを4日間中止するなど診療体制に影響が出た。同病院事務局は、更に感染が拡大した場合、11月と同様に影響が出る可能性があるとしている。

- Advertisement -