【出品作と工芸部の皆さん=伊賀市大谷で】

 三重県立伊賀白鳳高校の工芸部展が12月15日、伊賀市大谷の前田教育会館ロビーで始まった。観覧無料。会期は22日まで。

 工芸部では主に、木材で家具や作品をつくっており、現在の部員は2年生5人、1年1人の男女計6人。会場には10月に津市内で開かれた文化系クラブに所属する県内の生徒が活動の成果を発表する「みえ高文祭」の出品作6点を展示している。

 そのうちの1点で、2年の馬場勇真君が制作したアンモナイトの木彫刻「生きている化石」は、来年8月に鹿児島県で開催される「全国高校総合文化祭」への推薦作品に選ばれた。制作期間は1か月半で、チェーンソーと丸ノミでクスノキを削り、頭部と貝殻部分をつなぎ合わせた。「小さいころから化石に興味があった。表現したいものが評価されてうれしい」と話す。

 時間は午前9時から午後5時(22日は同2時まで)。19日は休館。

 他の作品のタイトルと出品者は次の皆さん。
▼「ピクセル」=2年、服部愛生さん▼「家族のための宅配ボックス」=2年、澤那奈美さん▼「clothes rack」=秋永望来さん▼「猫広場」=2年、山本裕暉君▼「ある日の台所」=1年、川本輝希君

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