10、11日にグループ展
趣味でステンドグラス制作を楽しんでいる三重県名張市桔梗が丘1番町の中村求仁子さん(67)は、二十数年前から林田さなえさんが主宰する「ステンドグラス サーナ」(同市春日丘)に通い、現在も教室生の一人としてグループ展などに出品している。
ステンドグラスを作る際はまずテーマカラーを決めるが、「絵の具を選ぶように色選びは大切」で、時間や手間は惜しまない。「ガラスという素材が大好き。色もさまざまで個性的なガラスを使い、美しさを最大限引き出せるよう独自デザインで作っている」と語る。
最近は、自宅に構えた工房「アトリエLUZ」で、ステンドグラスの他にアクセサリー作りも始めた。電気窯を使ってガラスを高温で焼く「フュージング」など、さまざまな手法で作ったピアス、ブローチ、帯留め、ペンダントトップも販売していて、インターネット販売もできるよう準備を進めている。
12月10、11日には、同市瀬古口のハートアイランドで開かれる4人のグループ展「想いを形に!」に参加。高さ約60センチ、直径約40センチのティファニースタイルの床置き用ランプ、アクセサリー・小物類など約60点を披露する予定だ。
他の出展者は、手紡ぎ・裂織・染めを制作する竹岡道子さん(名張市)、アイアンアートの辰巳和史さん(御杖村)、木工の高橋佐知子さん(名張市)。午前10時から午後5時まで。入場無料。
作品展の問い合わせは竹岡さん(080・5137・1278)へ。
2022年12月10日付833号4面から
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