コンピューターゲームの対戦競技「eスポーツ」を子どもたちに知ってもらおうと、三重県名張市のネクスト・ワン名張本店(夏見)で小学生向けの体験会が開かれた。
同店ではeスポーツ大会「NINJA CUP」を毎月開催しているが、これまで小学生の参加者数が少なかった。そこで今回は、11月上旬に市内の14小学校に約4000枚のちらしを配布。26日の体験会への参加を呼び掛けたところ、受け付け開始から4日間で予約枠が埋まったという。
体験会には児童と保護者計約20人が参加。ネクスト・ワンeスポーツ事業部の担当者が、競技に取り組むことで全国大会に出場できる可能性が広がることや、「時間を決める」「必ず先に宿題を終わらせる」など家庭でルールを決めて正しく付き合う大切さなどを伝えた。
その後、実際にパズルゲーム「ぷよぷよ」を楽しんでもらい、上達のコツを紹介。参加した児童の一人は既に技術レベルが高く、体験会後のNINJA CUPにも参加してもらったという。
同部の延谷卓哉さんは「今回は手応えがあった。eスポーツに触れる機会を、更に増やしていきたい」と話した。
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