三重県名張市を拠点に活動する小学生フットサルチーム「ラピド名張フットサルクラブ」が、10月中旬に鈴鹿市で開かれた「ガーデンカップU12フットサル大会」で優勝に輝いた。

 同クラブには園児から小学6年までの約50人が所属。大会に出場したのは5、6年生各5人と4年生2人の計12人で構成する強化クラスのメンバーで、主軸の6年生による高い得点力に加え、試合の流れを読んで臨機応変に対応できる「自主性」がチームの強み。それぞれが所属するサッカークラブの練習と並行し、毎週木曜に旧滝之原小体育館で汗を流している。

 同大会には県内18チームが出場。各ブロック代表による決勝トーナメントでは、攻撃力を生かして初戦を7点リードで勝ち進み、決勝で伊勢市の強豪「修道FC」を5対2で破った。

 ドリブルを武器に決勝ゴールで勝利に貢献した主将の辻悠真君(11)=桔梗が丘東小=は「皆で1位が取れてうれしかった」、澤田恭宏監督は「優勝は選手たちの自信につながったと思う。次は全国大会が目標」と期待を込めた。

 同クラブではメンバーを募集している。

 申し込み、問い合わせはラピドスポーツクラブ(0595・51・7451)へ。

2022年11月19日付832号4面から

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