消防職員101人にインフルワクチン無償接種　名張市の医療機関

　三重県名張市は11月22日、消防職員101人にインフルエンザ予防接種を無償で実施したとして、市内の民間の医療機関に感謝状を贈呈したと発表した。医療機関側は匿名を希望しているという。

　市消防本部によると、1年ほど前に医療機関側から「救急隊の皆さんが頑張っているので」と消防職員に対する予防接種の無償実施の申し出があった。希望する職員は、10月3日から28日までに接種を受けた。例年、インフルエンザの予防接種は各々が自己負担で受けていたという。

　同本部消防総務室の担当者は「我々の方こそ、医療従事者の皆さんにいつも助けて頂いている。ご厚意が非常にありがたく、これまで以上に職務に励む原動力になる」と話していた。