【演技でのポーズを披露する上野西小5年の吉藤さん=伊賀市四十九町で】

 広島市で開かれる全国ブロック選抜U-12 体操競技選手権大会に初出場する三重県伊賀市立上野西小5年の吉藤美黎さん(11)が11月11日、同市役所で抱負を話した。大会は19日と20日で、会場は広島県立総合体育館。

 競技を始めたのは4歳で、伊賀市服部町の相好体操クラブ伊賀教室に所属している。8月に四日市市であった東海大会の小学4年から6年が出場するクラスで10位タイの成績を収め、全国出場を決めた。

 女子の競技種目は跳馬と段違い平行棒、平均台、ゆかの4つ。吉藤さんは「宙返りで体をひねるのが楽しい」というゆかが得意種目で、大会本番に向け「つま先やひざを伸ばして大きく奇麗な演技をし、自分の力が発揮できるよう頑張りたい」と意気込んでいる。

 指導する佐藤紘翔・ヘッドコーチは「体の動かし方が上手。いつも通りの演技ができたら」と活躍を期待。表敬訪問を受けた岡本栄市長は「できる限りのびのび演技をして、いい成績を期待しています」と激励した。

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