【トロフィーを手にする(左から)三根君、昊生君、新君=伊賀市役所で】

 三重県の伊賀地域で活動する「日本拳法永心会」の選手3人は、9月下旬に大阪市中央体育館(大阪府)で開かれた「2022日本拳法総合選手権大会」少年の部で入賞した。選手たちは11月8日、伊賀市役所の岡本栄市長に結果を報告した。

 この日、市役所を訪れたのは同会の中森俊行代表(50)、上野西小3年の佐々木新君(9)、崇高中1年の佐々木昊生君(13)、霊峰中2年の三根虎成君(14)。大会は新型コロナの影響で3年ぶりの開催となり、3人は今年5月の県大会で結果を残して出場権を得た。

 同会には幼児から大人まで40人ほどが所属し、3人は伊賀・名張の道場で週2回の稽古に励んでいる。大会は小学1年から中学3年まで学年ごとのトーナメント戦。昊生君は優勝、新君は準優勝、三根君は3位入賞と各部で健闘した。

 小学生のころに全国優勝を果たした昊生君は「必死に努力して、中学でも優勝できてうれしかった」、優勝を目標にしていた新君は「2位で悔しかった」、初出場の三根君は「結果を残せたことはうれしい。もっと練習を頑張る」とそれぞれ大会への思いを語った。

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