【町野選手の代名詞でもある「忍者ポーズ」をして喜ぶ理さん(左)と樋口さん=伊賀市高畑で】

 三重県伊賀市出身でサッカーJ1湘南ベルマーレのFW町野修斗選手(23)が、ワールドカップ(W杯)カタール大会の代表メンバーに追加招集されたことが発表された11月8日、父の理さん(61)と地元住民らによる後援会「町野修斗君を励ます会」の樋口良紀会長(63)が同市高畑の中瀬地区市民センターで記者会見に応じた。

 前日の7日夕方ごろに本人から電話で招集を知った理さんは家族と喜び合い、「体に気を付けて頑張ってこいよ」とエールを送ったという。「話を聞いた時は鳥肌が立った。本人の夢でもあるので、招集が決まったことに驚いていた。世界にアピールする場で得点を決めてほしい」と期待を込めた。樋口会長は「連絡を聞いた時は驚いた。ピッチに立って現場の雰囲気を感じてほしい」と話していた。

伊賀市役所玄関付近に設置された町野選手の応援パネル=伊賀市四十九町で

 また、発表に合わせ、伊賀市役所では町野選手へのエールと市民への周知のため、市庁舎1階玄関付近にB1サイズの応援パネルを設置。後日、本庁舎北側の駐車場付近に懸垂幕も掲げる予定だという。

 岡本栄市長は「身長を生かしたプレーで、得意のシュートを決め、『忍者ポーズ』を決めてください。これからの成長に、ますます期待しています」とコメントを出した。

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