【宇流冨志禰神社の境内で奉納された獅子舞=名張市平尾で】

 三重県名張市平尾にある宇流冨志禰神社の秋季例大祭の本祭が10月30日、営まれた。境内では南町神事講獅子神楽保存会による3年ぶりの演舞の奉納があり、集まった地域住民ら約300人が勇壮な獅子舞に見入っていた。

露店が立ち並ぶ道路をトラックで巡行する神社のみこし=名張市柳原町で

 新型コロナウイルス感染症対策で前年と同様、太鼓台やだんじりの練り歩きは見送られたが、神社のみこしはトラックで巡行した。同市新町の御旅所を午後1時30分過ぎに出発し、先導する男性たちの「チョーサ、チョーサ」の掛け声とともに各町を巡った。

 同3時前に神社に到着すると、境内に続々と参拝客が集合。神事の後、まずは七福神の面や衣装を身につけた鍛治町の住民たちが息の合った「七福神の舞」を奉納した。

 その後、同保存会のメンバーが軽快な太鼓の音に合わせて迫力ある演舞を約1時間にわたって繰り広げた。獅子と天狗が同時に飛んだり、獅子の背に天狗が乗ったりする場面では、大人も子どもも大きな歓声と拍手を送った。

 一の鳥居(中町)から境内付近までの路上では、3年ぶりに露店も立ち並び、多くの親子連れでにぎわっていた。

「七福神の舞」の奉納=名張市平尾で
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