スポーツクライミングの種目の一つ「ボルダリング」の全国大会に、三重県名張市の市立蔵持小学校4年、濱松いちかさん(9)が出場する。10月27日に北川裕之市長を表敬訪問し、健闘を誓った。
遊具のうんていや登り棒で遊ぶのが大好きだった濱松さんは、幼稚園の年長の時に2歳下の弟と一緒にクライミングジムに通い始めた。現在は週に5、6日、県内外の施設で練習を重ね、他の日は陸上競技にも取り組んでいる。10月上旬に大阪府であった大会では、全国から選手が参加する中、初出場で初優勝に輝いた。
今回は、東京都で29、30の両日に開かれる「全国ボルダリング小学生競技大会」に出場する。市役所を訪れた濱松さんは「ライバルもいて、負けたくない。大会で優勝したい」と語った。憧れは東京五輪銀メダリストの野中生萌選手だといい、将来はオリンピックに出場するのが夢だという。
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