三重県伊賀市で地域活性化事業に取り組んでいる第三セクターの「まちづくり伊賀上野」が10月27日、空き店舗を活用した「白鳳プラザ」のオープニングセレモニーを開いた。記念イベントの朝市もあり、近所の住民らでにぎわった。

 白鳳プラザは中心市街地の同市上野東町にある3階建て雑居ビルの1階で、広さは約120平方メートル。このテナントでは2012年から近隣の小売業者が加盟する「協同組合上野専門店会」が朝市やギャラリーなど多目的スペースとして運営していたが、今年6月末で70年の歴史を閉じ解散したことから、同社が空き店舗の活用として引き継いだ。

 式典では、上野商工会議所会頭で同社の田山雅敏社長が「どんどん使って街を活性化してもらいたい」とあいさつ。テープカットの後、来店客らが旬で新鮮な地元野菜や米、卵、加工品などを買い求めた。

 朝市は来月7日から祝日を除く毎週月曜と木曜に開催する。時間は午前9時30分から午後3時まで。同店舗をイベント会場として利用する場合は土日祝が税込み5500円、平日同3300円で貸し出す。

 問い合わせは同社(0595・51・6758)へ。

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