三重県名張市は10月25日、生後6か月から4歳の乳幼児への新型コロナワクチン接種を11月7日に開始すると発表した。

 使用するワクチンは、12歳以上を対象にしたワクチンと比べて有効成分が10分の1の量になっているファイザー社製の乳幼児用ワクチン。初回接種は計3回で、1回目と2回目は3週間、2回目と3回目は8週間の間隔をあけて打つ必要がある。

 対象者は市内在住の約2200人。接種券発行案内はがきを10月25日に市が郵送し、電話とインターネットで発行申請を受け付ける。

 申請し、接種券が届いた人から、個別接種(市内3医療機関)か集団接種(市立病院)の予約を取る。

オミクロン株対応ワクチンは接種前倒し

 また市は、接種が既に始まっているオミクロン株対応ワクチンについて、国が接種間隔を5か月から3か月に短縮したことを受け、対象者への接種券発送などを前倒ししていく。集団接種会場(3か所)の11月と12月の接種日程も新たに追加した。

 問い合わせは、市新型コロナウイルスワクチン相談コールセンター(0595・63・7306)まで。

- Advertisement -