三重県伊賀市の小田遊水地の周囲堤で活躍する「ヤギの除草隊」に赤ちゃん6匹が誕生した。親ヤギ8匹と一緒に草をぱくぱく食べ、すくすくと元気に育っている。
遊水地を管理する国土交通省木津川上流河川事務所によると、ヤギによる除草はコスト削減のための実験として2015年に開始。広さ約4800平方メートルの堤防の斜面に設けた柵の中で、放し飼いにしている。生えた草を食べてもらうことで、堤防の点検がしやすくなるという。
ヤギの赤ちゃんは双子が3組で、10月中旬に母ヤギ3匹から次々に生まれた。子ヤギは生後1週間程度で親元を離れ、派遣元の奈良県の牧場に移って育てられるという。
同事務所の女性職員は「同時に6匹も生まれてびっくり。あまりの可愛さに悶絶です」と話していた。
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