【伊賀地区予選優勝時のふたば少年野球クラブのメンバー(提供)】

 10月15、16日に三重県の伊賀地域と亀山市で開かれる「第44回三重県学童軟式野球選手権大会」に、伊賀市の「ふたば少年野球クラブ」と「友生少年野球クラブ」が出場する。

隙のない野球 ふたば

 小学2年から6年の男女15人が所属する「ふたば」は、春に続く今年2度目の県大会出場となった。

 8月にあった伊賀地区予選では、準決勝で登板した山村俊輔君(11)=梅が丘小6年=が、相手チームを研究して苦手コースをつくピッチングを披露し、チームの勝利に貢献。決勝では先制を許したものの、4回に4番の北口櫂惟君(12)=上野西小6年=のスリーランで逆転。その後も打線がつながり、優勝をつかんだ。

 福永千尋監督(25)は「春の大会後、課題だった守備力の強化に取り組み、最近ではバッテリーを中心に安定感が出てきた。隙のない野球ができている」と語る。主将の竹中恭佑君(11)=同=は「みんなの心が一つになれている。県大会ではまず1勝し、自分たちの持つ力を全て発揮してベスト4入りを目指したい」と意気込む。

 チームでは、活動するメンバーを募集している。

 問い合わせは保護者会会長の上田さん(090・4990・1487)へ。

チーム一体で 友生

大会に出場する友生少年野球クラブのメンバー

 1988年に発足した友生には現在、小学1年から6年までの14人が所属。惠土敏志監督を含むコーチら5人の指導のもと、毎週土日に市教育研究センター(同市上友生)のグラウンドで練習に励んでいる。主力の6年生5人は得意分野にそれぞれ特化した個性派で、苦手なプレーを互いにカバーできる団結力が強み。

 惠土監督は「不安だった打撃力は夏前に徐々に付いてきた。大会ではしっかり声を出して、チーム一体となって勝ち上がってほしい」と活躍を期待。主将の惠土湊仁君(11)=友生小6年=は「守備の練習をもっと頑張りたい。良いバッティングを見せて、まずは1勝」と意気込んだ。

 チームでは、活動するメンバーを募集している。また、練習時間に合わせて毎月、年長児から参加できる体験教室も開講している。体験教室の日程はチームのホームページ(https://www.ikz.jp/hp/tomono/)で公開している。

 問い合わせは惠土監督(090・1893・2866)まで。

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