【集団接種会場の（左から）イオン名張店、寺田病院、名張市立病院】
三重県名張市は9月28日、新型コロナウイルスのオミクロン株に対応したワクチン接種を10月1日に始めると発表した。
対象は同市に住民票があり、従来のワクチンを2回以上接種し、最終接種から5か月以上経過した12歳以上の人（約6万人）。1日から接種できるのは、3回目の接種券が発送済みで未接種の人と、4回目の接種券が発送済みで未接種の人。他の対象者には11日以降、最終接種から5か月が経過した順に接種券を発送する。接種券が届き次第、予約と接種が可能になる。
個別接種は1日以降、市内の医療機関30か所（かかりつけ以外も受け入れ可は20か所）で実施する予定で、直接申し込む。
集団接種は22日以降、イオン名張店（元町）、寺田病院（夏見）、市立病院（百合が丘西1）の3会場で順次実施する。予約は、最終接種日に応じて決められた受付開始日以降に、市集団接種予約センター（0120・708・567、午前9時から午後7時まで、土日祝日は同5時まで）か、市のホームページ（https://www.city.nabari.lg.jp/）から受け付ける。
集団接種会場の11月中ごろまでの日程と時間帯は、次の通り。以降の予定は、市広報紙やホームページで発表するという。
▽イオン名張店（一日当たり330人）
10月29、30日。11月5、6、12、13日。土曜は午後2時から同5時、日曜は午前9時30分から午後0時30分。
▽寺田病院（同60から80人）
10月24、25、28、31日。11月1、4、7、8、11日。月・火曜は午後2時から同4時、金曜は同2時から同3時30分。
▽市立病院（同360人）
10月22、23、29、30日。11月5、6、12、13日。いずれも午前9時から同11時30分と午後1時から同3時30分。
使用するワクチンは、個別接種と集団接種の寺田病院と市立病院会場がファイザー社製。集団接種のイオン名張店会場はモデルナ社製を使用する。ワクチンの対象年齢はファイザー社製が12歳以上、モデルナ社製が18歳以上だが、寺田病院は小児科が無いためファイザー社製でも対象年齢を16歳以上としている。
市福祉子ども部によると、接種間隔は今後短縮する方向で国が検討している状況だという。市内の接種状況は、初回（1・2回目）未接種の人が約8000人、初回接種済みで3回目未接種の人が約9800人、3回目接種済みで4回目未接種の人が約2万8000人、4回目接種済みの人が約2万2200人。
問い合わせは、市新型コロナウイルスワクチン相談コールセンター（0595・63・7306）まで。
