三重県伊賀市は9月22日、新型コロナウイルスのオミクロン株に対応したワクチンの個別接種を10月から市内の医療機関で開始すると発表した。同月中旬からは、3回目接種から5か月経過した12歳以上60歳未満の約2万5600人に4回目の接種券を順次発送する。

 対象は伊賀市に住民票があり、従来のワクチンを2回以上接種し、最終の接種から5か月以上経った12歳以上の人。期間は来年3月末まで。オミクロン株対応のワクチンは岡波総合病院(上野桑町)と市立上野総合市民病院(四十九町)がモデルナ社製、他の医療機関38か所はファイザー社製を使用する。

 10月1日から接種できるのは、3回目の接種券を発送済みの約1万3500人と、4回目の接種券発送済みで未接種の約1万800人。既に4回目の接種を済ませた約2万2500人には5か月経過後に、5回目の接種券を順次発送する。

 市ワクチン接種推進課によると、接種間隔は国が短縮する方向で検討していると説明。予約は岡波総合と上野総合市民の両病院が専用コールセンター(0120・849・064)、またはインターネット(https://www.covid19-vaccine.mrso.jp/242161/VisitNumbers/visitnoAuth/)で受け付ける。他の医療機関は接種券に同封するちらしに掲載しており、電話などで直接申し込む。

 専用コールセンターの受け付けは月曜から土曜の午前8時30分から午後5時まで。

 問い合わせは同課(0595・41・1550)へ。

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