【総合フェスティバルと市民文化祭をPRする名張文化協会の皆さん=名張市で】

文化祭初のオープニング

 9月から12月まで三重県名張市内各地で催される「第52回名張市民文化祭」のオープニングを飾る「名張文化協会総合フェスティバル」が9月23日午前10時から午後4時30分まで同市松崎町のadsホールで開かれる。入場無料。

 総合フェスティバルの開催は今回が初めて。名張の文化の発展と同協会に所属する会員の活動を盛り上げる目的で企画された。

 当日は伊賀シンフォニックアカデミー吹奏楽団と日本民謡和泉会による津軽三味線の合同演奏で開演。午前中の第1部は「洋楽」で、同吹奏楽団の他にマンドリンアンサンブル・セシリア、北見典子バレエスクール、ひまわりコーラス、名張第九を歌う会の5団体と新谷祥代さん(声楽)が出演する。

 午後からの第2部は「邦楽」で、大正琴、筝、邦舞の各団体の他、名張能楽振興会、日本民謡和泉会、名張音頭保存会など13団体と大和幸司さん(歌謡)が出演し、多彩で豪華な舞台を展開する。

地道な頑張りを

 同協会の角谷英明会長代行は「ここ2年はコロナ禍にあって、さまざまな活動が制限される中、地道に頑張ってこられた会員の皆さんの熱演をぜひ鑑賞してほしい」と話した。

 フェスティバルを皮切りに、同市美術展覧会(9、10月)、各市民センター祭り(10、11月)、観阿弥祭・名張能楽祭(11月)などの行事が相次いで行われ、市民コンサート第九(12月)で幕を閉じる。

 問い合わせは同協会事務局(0595・64・2132=adsホール内)へ。

2022年9月10日付827号21面から

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