【全国大会に出場する朝比奈さん(左)と咲来さん=名張市役所で】

 三重県名張市春日丘の小学校教諭、朝比奈早瀬さん(41)と長女の咲来さん(10)=市立つつじが丘小5年=が、親子そろって硬式テニスの全国大会に出場する。2人は9月16日、北川裕之市長を表敬訪問し、意気込みを語った。

 朝比奈さんは、35歳以上が対象の「日本スポーツマスターズ2022岩手大会」のテニス競技(盛岡市、23から26日)の男子シングルス、咲来さんは「富士薬品セイムスガールズカップ2022決勝大会」(さいたま市、21から25日)の女子シングルス2011年生まれの部にそれぞれ出場する。

 朝比奈さんは伊賀市立上野西小5年の担任を務め、テニス歴は約30年。マスターズは4回目の出場で、過去2回の準優勝を経験している。

 咲来さんは、そんな父親やテニス指導者の母親の影響で小学1年から本格的にテニスを始め、家族ぐるみで練習に取り組んでいる。2人は今回、それぞれ県予選や関西大会を突破し、全国への切符を手にした。

 市役所を訪れた朝比奈さんは「なんとか準優勝以上の結果を残したい」、咲来さんは「相手は全員同じ年。1回でも多く勝って、海外遠征に行けるように頑張りたい。もうちょっと大きくなったら、お父さんにも勝ちたい」と語った。

 北川市長は「体調を整え、大会ではぜひそれぞれ優勝目指して頑張って」とエールを送った。

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