【日本代表に選出された町野選手(写真提供・湘南ベルマーレ)】

 日本サッカー協会は、9月23、27日にドイツ・デュッセルドルフで開かれる国際親善試合「キリンチャレンジカップ2022」の日本代表メンバー30人を15日発表し、三重県伊賀市出身でJ1・湘南ベルマーレ所属のFW町野修斗選手(22)が選出された。

 7月の「EAFF(東アジアサッカー連盟)E‐1サッカー選手権2022決勝大会」で初めて代表入り。3ゴールを挙げて得点王に輝き、出身地にちなんだ‟忍者ポーズ”のゴールパフォーマンスでも注目を集めた。同大会のメンバーは国内組が中心だったが、今回は30人のうち海外組が22人を占めている。

”忍者ポーズ”でアピールする町野選手(中央)(写真提供・湘南ベルマーレ)

 日本代表は23日に米国代表、27日にエクアドル代表と対戦。11月のワールドカップ(開催地・カタール)に向け、各選手が代表入りを争う重要なアピールの機会となることも予想される。町野選手は15日、チームのSNSを通じ「感謝の気持ちをプレーと結果で表現できたらと思います。応援よろしくお願いします」とコメントを寄せた。

 町野選手は城東中時代、地元のクラブチーム「FCアヴェニーダソル」に所属し、大阪の強豪・履正社高に進学。卒業後は2018年にJ1横浜F・マリノスに加入し、翌19年にJ3ギラヴァンツ北九州へ。湘南に移籍した昨季は31試合に出場して4得点、今季は9月10日までの29試合で前年を上回る9得点(5位タイ)を挙げている。

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