三重県立名張青峰高校(名張市百合が丘東)3年の平瀬彩音さん(17)が実用英語技能検定(英検)の準1級試験に合格した。3度目の挑戦での合格に、指導教諭や友人たちからも喜びの声が上がっている。
昨秋、「大学中級程度」の英語力が求められる試験に初挑戦したが課題が多かったと振り返る。2度目の挑戦では、問われる「読む」「書く」「聞く」の3技能のうち「書く」はできたが、「読む」「聞く」に不安要素を残したそうで、以降弱点克服に向け重点的に取り組んだ。
その成果もあり、今年6月上旬にあった1次試験を通過。部活動と受験勉強の中での挑戦だったので、とてもうれしかったという。7月の2次試験の面接に向けては、英語担当の岡本泰教諭と濱野尚美教諭が本番さながらに猛特訓。試験当日はさほど緊張しなかったといい、合格した時は友人ら皆で喜び合った。
小学生のころから英会話教室に通い、英語に慣れ親しんできたという平瀬さんは「将来は英語を何かしら生かしていきたい」と目を輝かせる。1、2年の担任でもある濱野教諭は「努力が結果に結びついたのでよかった。ますますの活躍を期待している」と話した。
2022年9月10日付827号4面から
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